『一緒に住まへんかとは言わないし~♪』って歌った日がプロポーズ記念日になりました

国際夫婦のこと(恋愛・結婚)

ユニバの地球儀の前で、彼がくれたサプライズの答え。

※この記事は前回の「国際夫婦の出会い編」の続きです☺️
まだ読んでない方はこちらからどうぞ▶︎ 出会い編はこちら

結婚式を終えた今でも、ふと胸があたたかくなる“あの日”があります。

2021年の冬。

寒さも忘れるくらい笑って、はしゃいで、何も知らずに過ごしたユニバの一日。

あのとき私はまだ、知らなかったんです。

この手に渡される、“特別な答え”のことを——。

なぜかネイルがしたくなった、あの日の前日

普段、ネイルなんて全然しない私が、なぜか急に「爪、可愛くしたいな」って思い立った日。

ロフトでネイルシールを買って、不器用ながらもぺたぺたと頑張って貼りつけて、完成!

「見て〜!」と、自信満々で彼に見せびらかすと、なぜかニヤニヤしてる。

あとで聞いたら、「…もしかしてバレてる?いや、この子鈍感やし…」って内心ドキドキしてたらしい(笑)

なんだか、自分でも気づかないうちに、心が準備を始めてたのかもしれません。

無意識で煽る私 vs 緊張する彼

ユニバへ向かう車の中、流れてきたのはDREAMS COME TRUEの『大阪LOVER』。

私はノリノリで、「一緒に住もうって言ってくれへんし〜♪」と歌いながら楽しんでたらしくて。

彼はその横で、「…それ、あとで言うから!笑」って内心つっこんでたんだって。

そんなエピソードも、全部あとから聞いて大笑い。

無意識で煽ってる私と、冷や汗かきながらも準備してた彼。

今思えば、あの日からすでに“ふたりらしさ”があふれてました。

ハリドリ×大阪ラバー=運命かも?

ユニバでは、アトラクションに乗りまくって笑って、本気で楽しんだ一日。

閉園時間が近づいた頃、「最後にあれ乗らない?」と向かったのは…ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド!

実はこのジェットコースター、乗る前にBGMが選べるんです。

私は迷わず『大阪LOVER』をチョイスして、

風を切りながら、夜のパークをバックに歌いながら乗ってた私。もう完全に物語のヒロイン気分(笑)

…まさかこのあと、ほんとのクライマックスが来るなんて知らずに。

そして、誰もいない地球儀の前で

アトラクションを満喫してパークを出たあと、

ユニバの前にあるフードコートでたこ焼きをシェアしてほっとひと息。

「今日ほんと楽しかったね〜!」と話しながら、幸せな気持ちでいっぱいだった。

そして帰ろうとしたとき、彼がふと一言。

「最後に、地球儀見て帰ろうか」

閉園後のユニバ。人気もすっかり引いて、夜風が心地いい時間。

ふたりで地球儀の前に立って、スマホを構えて写真を撮っていたその時——

彼が、小さな手紙を差し出しました。

顔をあげると、そこにあった答え

手紙には、ふたりで過ごしてきた思い出が優しく綴られていました。

読んでいくうちに、ある大事そうな一文にだけ、なぜかテープが。

「ん?何か書き忘れたのかな?」と不思議に思って彼を見ると、

私の目の前には——指輪の箱を差し出した彼が立っていました。

「結婚しよう」

そのひとことに、胸がいっぱいになって、涙がぶわっと溢れて。

迷いなんて一切なく、心の中ではとっくに決まってた「はい」。

写真に写ってた、“彼のがんばり”

あとでその時の写真を見返したら、

私の後ろでそっと、指輪の箱をちらつかせてる彼の姿が写ってて(笑)

サプライズって、照れくさかったり、うまくいくか不安だったりするはずなのに。

それでも一生懸命、私のために準備してくれてた彼の想いが、そこにちゃんと写ってた。

“その人らしさ”がぎゅっと詰まってるからこそ、心に残るんだなあって思いました。

今でも、思い出すと胸があたたかくなる

あのときの地球儀の光景も、可愛く仕上げたネイルシールの爪も、何気なく口ずさんだ『大阪LOVER』も。

すべてが、私たちらしい“答え”に繋がってた。

そして今、私はその答えと一緒に、毎日を過ごしています。

ふとした時に思い出して、胸があたたかくなるような——
あなたにとっての「大切な日の記憶」は、どんな一日ですか?

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